9年間を見通して~山内地区小中合同授業研究会

12月10日(火)に山内中学校を会場に,小中合同授業研究会が行われました。
これは小中学校がそれぞれ1校ずつという山内地区において,小・中それぞれの学校が連携して教育振興を図ることを目的とする山内小・中連絡協議会の事業の一環で行われたものです。
小・中学校が交互に授業を公開し,協議会を合同で開催することで小中学校の9年間を通して子どもたちのを学習面,学力の向上を図り,小・中学校の教職員相互の授業力向上のための研修の機会となっています。
今回は,山内中学校1年生の学級活動「人はなぜ働くのだろう」の授業を参観しました。望ましい勤労観・職業観の形成を目指して,パネルディスカッション形式での話合い活動が展開されました。
4人のパネラーはそれぞれ「お金のため」「社会に貢献するため」「生きがいを見つけるため」「自分の才能を生かすため」という考えを展開し,メモをとりながら聞いていたフロアーとの意見交換でそれぞれの考えを深めていきました。
最後のふりかえりでは「様々な考えを聞くことができた」「自分の考えを見直すことができた」「どの考えも大切で,1つに決めることはできない」というような感想を述べていました。
授業後の協議会では,小学校低学年部と中学1年部,中学年部と中学2年部,高学年部と中3年部の3分科会での協議を行いました。その中では,参観した授業についての意見交換以外にも,メモの取り方やキャリア教育の段階的な指導等,9年間を見通した指導の在り方について活発な話合いがされ,研修を深めることができました。

| 職員研修 | 16:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑