絵本の世界へ~「よみきかせ会」

1月16日(木)にグループかぜの谷京子先生による「よみきかせ会」を行いました。
いつも給食を食べているランチルームがすてきなステージに早替り。谷先生の読み聞かせとBGMによって,絵本の世界に全校の子どもたちが引き込まれていきました。
何冊かの絵本を読んでいただきましたが,その中には「うんにゃ」という長いお話がありました。
~Amazon.co.jp の内容紹介より~
「うんにゃ」は口減らしのため、山に捨てられた子供が大男になって里に戻ってくるところから始まります。
彼は、いつも笑顔で「うんにゃ」という言葉しか話しません。村人はそんな彼をいつしか「うんにゃ」と呼び、山に捨てた子だとは知らず、受け入れるようになりました。
うんにゃは大きな身体で、村人のために田畑を耕し、子供達の遊び相手となり、皆から愛される存在になっていきます。
そんな時、村は戦争に巻き込まれ、男達は兵士として徴収されてしまいます。うんにゃは、村を守るために、軍人たちに立ち向かいます。ただひたすら、「うんにゃ」という強い意志をもって、命を投げ出して村を守ろうとするのです。
銃弾に倒れたうんにゃの腕には、山に捨てた子の印の十字が浮かびあがってきたのです。それを知った村人たちは……。
愛する人を守るために、私たちは身を挺して、たった一言のNOという言葉が言えるでしょうか。笑顔で世界に対してNOと言う勇気、それこそが人間のもつ本当のやさしさと強さだと、この作品は教えてくれています。
32ページの長いお話でしたが,1年生もお話の世界にどっぷりと浸ることができていたようでした。


~子どもの感想から~
○「うんにゃ」というお話が心に残りました。うんにゃが自分の身を犠牲にして,村のみんなを守るところが感動しました。いつも笑顔でいられるうんにゃはすごいと思いました。人のためにがんばれるうんにゃのようにできるようにしたいと思いました。(6年女子)
○・・・ぼくはダジャレが得意ですが「野菜のダジャレ」のダジャレにはかないませんでした。本当におもしろいダジャレがたくさんあって楽しかったです。谷先生,また楽しい本をたくさん持って来てください。今回は本当にありがとうございました。(5年男子)