横手市立山内小学校 公式ブログ

学校教育目標  ~夢にむかって キラッと! やさしく かしこく たくましく~

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インターネットセーフティ学習会&研修会

11月12日(水)
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子どもたちを取り巻くインターネット環境は日々変わり続けています。そこで,5・6年生を対象に「スマートフォンやタブレット」を正しく安全に利用するために」という内容で,秋田県教育庁南教育事務所社会教育主事の2人の先生をお迎えして学習会が行われました。
横手市の調査では小学4年生から中学3年まで,どの学年でも8割を越える子どもがWiFi機能付でインターネット接続が可能な器機を所持している現状があるそうです。
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子どもたちは,顔の見えないメールでのやりとりで大切なことについて考えた後,SNSサービスの一つであるLINE(ライン)で起こりやすいトラブルの実演(誤解からライン外しへ等)の様子を紹介してもらうなど,具体的な事例を通して学習することができました。真剣な表情で講話を聞き,有意義な質問がたくさん出るなど,自分のこととしてとらえてくれたようです。
この学習会は,「みんなの登校日」の活動の一環として保護者の皆様にも参観していただきました。
学習会に引き続き「お子さんがスマートフォンやタブレットを持っている保護者が知っておくべきこと」という内容で,本校教職員と保護者の皆さんを対象として大人向けの研修会も行われました。さらに踏み込んだ内容で,親の気付かないところで大きなトラブルに進行する前に対応するために,親(大人)として知っておくべきことや考えおくべきことについて実例や実演を交えてわかりやすくお話していただきました。
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**子どもたちの感想から**
○ネットには個人情報をのせることは絶対にダメなんだなと思いました。「悪い大人」からのさそいで,ひがいにあっている子どもが年間1000人もいるということが分かりました。人を傷つけたりする言葉は絶対にいけないことなんだなと思いました。(5年女子)
○トラブルがあったらすぐに家の人や先生に相談することはとても大切だと思いました。(5年女子)
○インターネットなどでかるい気持ちでじょうだんを書き込むとたいへんなことがおき,小さなことが大きくなるので,中学や高校でラインなどを使うときは気をつけたいです。また,メールなどでは誤解をまねかないように気をつけたいです。(5年男子)
○メールなどで相手の気持ちを考えないと,知らないうちに人を傷つけてしまうことがあることが分かりました。ぼくもインターネットを使うことがあるので,トラブルにまきこまれないように気をつけたいです。何かあったときは,自分だけのなやみにせず,ちゃんと相談することの大切さも学びました。(5年男子)
○ネットについてはある程度知っているつもりだったけど,あらためて,こわさを実感しました。いずれは私たちもスマホなども持つことになるので,今日教えてもらったことを忘れずに,しんちょうに使っていきたいと思います。(6年女子)
○私はLINEを使っています,話を聞いてトラブルに巻き込まれたら,家の人に相談しなければいけないと思いました。これからは注意してインターネットを使いたいと思いました。
○今日の学習会でのお話を聞いてスマホのラインなどは人を傷つけることがあることがわかりました。インターネット上では,名前も顔もかくしているから分からないと思っていたけれど,調べると分かってしまうことがわかったので,次に投こうするときがあったら「やるか」「やらないか」をしっかりと判断したいです。それから,いい情報か悪い情報かをしっかりと区別したいです。(6年男子)
○相手の気持ちになって言葉を選ぶということが大切なことだと分かりました。インターネットを使わなくても相手の気持ちを考えた行動をしたいです。インターネットでのトラブルの怖さにも気付くことができたのでよかったです。(6年男子)

**保護者の感想から**
○身近になりすぎてしまったインターネットについて,子ども達がきちんと知ることができる良い機会を与えてもらい,ありがたかったです。具体例などもあり,とてもわかりやすかったです。できるだけ早く子どもと今日の研修会について話し合いたいと思います。(6年女子の母)
○ネット上でのトラブル(LINE)は,相手の気持ちを考える力が不足していて起きているんだなあと思いました。学校や部活などの連絡では,必ず使うようになると思うので「上手に使える」を一緒に考えたいと思います。無料と有料,裏にあるウソは怖いと感じました。せっかくの機会なのに保護者の参加が少なくて残念でした。「ウチの子は大丈夫」と考えるのは危険だと思います。子どもは「これくらいなら…」と思っている段階では,大人は気付ないと思うので,日頃から都合の悪いことも話しやすい環境づくりが大切だと思いました。(5年男子の母)

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